「行政書士過去問マスター」は、独学で行政書士試験合格を目指す受験生を応援します!通信講座や通信教育の方もぜひご利用下さい!

HOME >> 試験問題 >> 平成20年度 >> 行政法(問14)

平成20年度(行政法)

【問14】

行政上の不服申立てについての次の記述のうち、妥当なものはどれか。

1. 行政上の不服申立ての道を開くことは、憲法上の要請ではないので、この制度を廃止しても、憲法違反とはならない。
2. 明治憲法下で行政上の不服申立てを定めていた訴願法は、行政裁判法と同時期に制定され、これと同時に廃止された。
3. 行政不服審査法は、行政事件訴訟法とともに、戦後改革の一環として、現行憲法の制定と同じ時期に制定された。
4. 憲法は、行政機関が裁判を行うことを禁止しているから、裁判手続に類似した行政上の不服申立てを整備することによって地方裁判所における審級を省略することは許されない。
5. 憲法による法定手続の保障の趣旨は、行政上の不服申立ての手続にも及ぶので、その手続においても、口頭弁論主義が原則とされている。